神社の歩き方

神社を生活の一部にするために、少しでも神社の楽しみ方を伝えたい。神社ごとに祀られている神様やご利益などを分かりやすく発信していけたらと思います。ブログの一番下にカテゴリー別に分けてあるので、そちらからご覧いただくと分かりやすいかと思います(*^^*)

高天原と地上を繋いだ重要な神様 ニニギノミコト

今回の神様図鑑は高天原と地上を繋げる大事な役割をしたニニギノミコトを紹介したいと思います👼

 

皆さんの中にもアマテラスは知ってるけどニニギノミコトって誰⁉️って方も多いと思いますが、意外と重要な神様なので神話を語る上では外せない神様ですね😍

 

本名は...天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと)やたら長いですね(笑)覚えきれません😱😱

略してニニギでいきましょう‼️

 

ニニギと言えば地上を統治するために高天原から天孫降臨をはたした神様です👍実はアマテラスのお孫さんなのも知ってる人は少ないのかも?

 

天孫降臨」の字のごとく天照(アマテラス)の孫が降臨したのです✨

降り立った場所は九州の高千穂と言われていますが色んな説があるので定かではありませんね😅

 

地上を統治するために天孫降臨を果たしたわけですが、統治というより地上にいた神様(国つ神)より譲り受け、代わりに高天原の神様(天つ神)が統治するために代わりに向かいました

 

葦原中国(あしはらのなかつくに)では元々いた国つ神であるオオクニヌシスクナヒコナと一緒に国造りを完成させていましたが、それを見た天つ国の神様が代わりに統治してやるぜ~~って感じで国譲りを迫ったのが古事記に描かれています😅

 

国つ神の中でも国譲りに抵抗した神様がいましたが→諏訪大社に祀られているタケミナカタです

結局は降参して天つ国の神々に国譲りを許してしまいました😱

 

そこで地上を統治するために降り立ったのがニニギですね...前置きが長くなってすいません

 

ちなみにニニギと共に降り立った神様の中にアメノウズメもいて、後に国つ神であるサルタヒコと夫婦になっていますよ👍

 

サルタヒコの神様図鑑

 

 

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ニニギには稲穂の意味もあり、天孫降臨の際には地上に稲作を伝えたとされています😁同時にアマテラスの孫である証として天孫の証(三種の神器)も同時に地上に持ち運び自分の権威を主張したんでしょうね

 

地上に降りたニニギは笠沙岬(かささのみさき)でコノハナサクヤヒメに一目惚れをして、その父であるオオヤマツミに娘をくれるようにお願いしたら即オッケーが出て、コノハナサクヤヒメの姉であるイワナガヒメと一緒に嫁に出されます😂

 

ここでもちなみにですが、コノハナサクヤヒメはかぐや姫のモデルだったと言われています 

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しかしイワナガヒメは醜い顔立ちだったので姉を送り返しコノハナサクヤヒメだけと夫婦になりました😅

 

実はイワナガヒメも一緒に送ったのは、天孫であるニニギの子の寿命が岩のように堅固になるようにとの思いを込めてのオオヤマツミの願いだったのです。

反対にコノハナサクヤヒメとの子は繁栄はするが、桜が咲き散るように寿命は短くなるだろうと言われてしまいました

 

結果としてこの結婚が天皇の寿命の起源となってしまったのですね😱

 

ここからは簡単に説明だけさせてもらいますね🙇🙇

 

ニニギとコノハナサクヤヒメとの間にはヤマサチとウミサチが生まれました(実際にはもう1人生まれたが古事記にはほぼ登場しません)

ヤマサチがとウミサチは兄弟ゲンカをするのですが、その様子はまた別記事にてアップするとして...ヤマサチが、海の宮殿にいたトヨタマビメと結婚をしウガヤフキアエズという子を産みます

 

このウガヤフキアエズは初代神武天皇の父親でありここからようやく神様の時代から人間の時代に移り変わるのです😁

 

ニニギについて語るはずだったのに結局は神話の終わる時代までを書いてしまいました😂やはり古事記とは盛大なストーリーであり、どの場面を取り上げても話の関係性が見つかりとても面白いです✨

 

話の時系列が前後して申し訳ないですが、僕が参拝した神社に関係のある神様を図鑑にしているので、そこは寛大な目で見てもらえると安心しますm(__)m