神社の歩き方

神社を生活の一部にするために、少しでも神社の楽しみ方を伝えたい。神社ごとに祀られている神様やご利益などを分かりやすく発信していけたらと思います。ブログの一番下にカテゴリー別に分けてあるので、そちらからご覧いただくと分かりやすいかと思います(*^^*)

注連縄を張る場所や意味について

今回は神社に行けば必ずと行っていい程見ることができる注連縄(しめなわ)について記事を書きたいと思います

 

お正月になると家の玄関先に飾る家庭もあるのではないでしょうか?

 

 

注連縄の分かりやすい意味としては『結界』ですね👍

神様がいらっしゃる場所を外の世界から守るためでもあり、外の世界と神域を区切るために設けられた物です

 

 

神社へ参拝に行く時には境内の入り口には必ずと言っていいほど鳥居がありますよね⛩️

この鳥居には注連縄が巻かれていることも多いです

 

 

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紙垂の付いた注連縄

鳥居から先は神様のいらっしゃる神域であり、そこへ行くために手水舎で禊(みそぎ)をし、身体の穢れを払ってから神様に会いに行くわけです👏

 

 

お正月に家庭で注連縄を飾るのも、穢れを払い家の中に神様を新しく迎え入れるためだと言われています

 

 

他にも注連縄には、悪い気を入り込ませないようにする役割もあり、その起源は古事記のワンシーンにさかのぼります

 

 

アマテラスがスサノオの暴挙に我慢できず、天の岩戸に閉じ籠るシーンがあるのですが、神様達の協力でアマテラスを天の岩戸から出した後に、再び中に入り込まないようにフトダマと言う神様が注連縄で入り口を塞いだと言う逸話があります

 

 

このような話から注連縄は昔から重要な意味を持ち、神社や神事など人々の身近な場所に根付いてきたと言うわけですね✨

 

 

 

注連縄には境内で買える数センチの大きさのものから出雲大社の8メートルもの巨大な物まで様々な大きさがあります😀👍

 

 

大きさや形も色々ある注連縄ですが、基本的な作りは同じ様な感じになっています

 

 

藁をよって作った縄に〆の子と名前が付いた装飾用の藁と、和紙を切って作った『紙垂(しで)』と呼ばれるヒラヒラした白い紙を何枚か垂らしています

 

 

出雲大社の巨大な注連縄や、三重県伊勢市にある夫婦岩に張られた注連縄は一度はみたい注連縄ですよね👍

 

 

 

神社の中にある物には必ずと言っていいほど意味があります🤔

神社を参拝する上で詳しく知っていくと、更に神社を楽しく歩けると思いますよ⛩️